工房 上碗空

koubou uwansora

篠山で工房を構える上碗空さんの作品は、里づとを訪れたことのある方なら、必ず目にしているはず。
そう、大きなテーブルの隅っこに、小さく、でも存在感のある一輪挿し。
里づとオーナーも惚れ込んでいる、大好きな陶芸家さんです。


工房 上碗空は、徳尾光枝がひとりで制作している陶芸の屋号です。


兵庫県篠山市の山と田畑に囲まれた長閑な場所で制作しています。
粘土は信楽や唐津など産地の土を購入していますが、
各土の土味を生かすように単独でまたはブレンドして使っています。
  
化粧土.釉薬は自然の原料(長石.カオリン.珪石.灰etc)を使い、
独自の調合で、すべて手作りしています。
原料を重量あわせし水を加えて撹拌し、篩通しをして濾すという
昔ながらの方法で、機械に頼らずに作っています。
色化粧土や色釉は、酸化金属や顔料で着色をします。
(環境を汚染しないよう取扱いには十分気をつけています)
  
焼成は、佐賀の築窯士に作ってもらった薪兼用のガス窯と、
電気窯とで、半日以上窯を焚きます。

工房名の由来は、
「うわてもの(上)の焼きもの(碗)を作れるように志は空高く(空)」
と、勉強させてもらった窯元が願いを込めてつけて下さいました。


気が付くといつも使っているよ、と言ってもらえるような、
器を使うと楽しい!嬉しい!!気持ちになるようなぬくもりのある
焼きものが作りたいと思っています。


工房 上碗空    徳尾光枝



【web】http://koubou-uwansora.petit.cc/banana
【instagram】

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